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あるゲゲの休日、早朝からホテルに泊まり、昼過ぎには2人してホテルを出ました。
この日はホテルで必要以上にグダグダすることなく、
初デートのリベンジとして、映画を見に行くことになっていました。
寝ぼけならも2人は頑張って起きて、それぞれにシャワーを浴びて、出かける準備をして・・・。
「L」のお泊りはいつも結構計画的な犯行ですので、紙袋に普段着がちゃんと用意されていました。
ゲゲは前日仕事でしたので、スーツのままです・・・。
ゲゲ:「忘れ物なぁい〜?」・・・かなり眠いです。
L:「ゲゲがみるみるして〜・・・。」・・・かなり眠そうです。
ゲゲ:「う〜ん、多分大丈夫かなっ! 行こっ!」
電車で渋谷まで行き、映画までにはまだ時間があったので、
少し渋谷の街を散歩することになりました。
センター街を歩いていく・・・、するとあるお店に「L」さん、
ゲゲの事には全く構わずにズカズカと入っていきます!
ゲゲ:「ら、ラ、ランジェリーショップかよ・・。」
外から中の様子を伺うと、店内には当然ランジェリーが満載・・、
パンツとブラジャーしか売っていません・・。
そんな店内に恥ずかしくて入れるわけがありません!
1月の寒空の中、待つこと5分くらい・・・。 「L」がお店の外に出てきました!
L:「ゲゲ! いっしょくる!!」
ゲゲ:「ええええっ!! やだっ!!」
L:「うるさいっ!!」
「L」はゲゲを引きずって、店内に入っていきます・・。 可愛らしい店員さんも笑っています。
ゲゲ:「うう、ううう、ぅぅぅ・・・。」
と恥ずかしさにただ俯くだけです。
L:「どれがいい?」
ゲゲ:「あの〜、どれでもいいんですけど・・・。」
L:「う〜ん・・・。」
ゲゲ:「買うの〜??」
L:「うん、いまパンツない。」
ゲゲ:「ない〜? っな、なんで!!」
L:「ねむたい・・。わすれた・・。 だから、どれがいい??」
ゲゲ:「わ、忘れ物ないかって聞いたじゃないか!!」
L:「ゲゲがみるみるいったでしょっ!!」
ゲゲ:「っぱ、パンツは自分で見なさいっ!!」
L:「アコはあさヨワイっ! しってるでしょ!?」
・・・、あいかわらず無茶苦茶です・・、このお方と話し合いをして、
今まで何も解決したためしがありません・・・。
と、ところで、そ、そんな事情があったとは、、、
い、今そのジーパンの中身は生ですか〜??
「L」さんは真剣にパンツやらブラジャーやらを見てまわっていますが、
その後ろをくっついて歩くゲゲ、「L」の下半身に自然と視線が・・・。
っはっ!完全に変態じゃないか!?
やっぱりは、恥ずかしくなってきたゲゲは
ゲゲ:「ねぇ・・、まだ・・?」
L:「ううう〜んん・・・。 どれがいい〜?」
ゲゲ:「Lはさぁ〜、Tバックしか持ってないの?
たまには違うの買えば〜?」
L:「やだ。」
ゲゲ:「あら、そぅ・・、じゃぁ、これなんかどう〜?」
L:「うるさいっ!」
ゲゲ:「っう、うるさいってあんた・・。」
L:「あああ〜、おじゃまするな!」
ゲゲ:「っき、聞いたから言っただけなのに・・・。」
そんな日比のランジェリーショップでの交友は、そりゃぁ〜滑稽でしょうね〜。
店員:「うふふふ・・。」と満面の笑みでこちらを眺めています。
か、かわいいじゃぁ〜ないか!!
不覚にもゲゲのストライクゾーンど真ん中じゃないですか!!
ゲゲ:「っし、失礼ですが、お名前は・・?」
店員:「木村(仮)です。」
木村さん、かわいい! しかも笑ってる!!
微笑ましい状況だと思ったのか、はたまた、馬鹿な奴らが騒がしいと思ったのか・・・
き、木村さん! このフィリピーナはパンツはいてませんよ!!
馬鹿なのはこいつですっ!!
と心の中でつぶやきながら、と、とにかくこの場から逃げたい!!
そして「L」に傷つけられ続けているプライドと
ブロークンだったハートも
木村さん’Sスマイルで一瞬にして復活です!
L:「ほらぁ〜、Lぅ〜、木村さんだって笑ってるじゃないかぁ〜!!」
Lの鋭い刺すような視線がゲゲのフニャケタ顔に注がれます・・・。
L:「ゲゲ、おまえなに、わらってる。」
ど、どきっ!す、するどいっ!
それを察したのか・・・、
木村さん:「どんなのがお好みですか!?」
L:「ううううう〜ん」
木村さん、ナイスフォロー!
で、でも「L」の様子が少しヘンだ!
んっ! きっとそうだ!!
日本の女の子と話すのが恥ずかしいんだなぁ〜?!
よし、L、キッカケを作るからなぁっ!!
ゲゲ:「木村さんはどんなのはいてるんですか?」
ボカンっ!! ドン!!
まず最初の音は後ろからの右ストレート?
がゲゲの後頭部を直撃した音。
そして次の音は衝撃で目の前の棚の柱と
おでこが激しくこんにちわっ!
すぐに目があった木村さん・・・。 驚いた表情でこちらを見ています・・。
ゲゲ:「あ、あの・・、木村さん、、口が開きっぱなしですけど・・。」
木村さん:「あの・・、血が、血が出てますけど。」
ゲゲ:「なっ! あ〜! いて〜!
L〜!! 血が出たぞ!!!」
L:「おまえがわるい!!」
木村さん:「うふふふ〜。」
ゲゲ:「うふふふ〜ってあんた!
笑えないですよ!!こっちは!!」
木村さんは親切にもバンソウコウを持ってきてくれました・・・。
前からも後ろからも痛いです・・・。
く、くっそ〜・・、いたぁ〜い!!
L:「ゲゲ〜!! こっちこい!!」
ゲゲ:「大きな声で人の名前を呼ぶなっ!!」
と聞こえないように言いながらも呼ばれたのですぐに行きます!
L:「これは? せくし〜か?」
Tバックではあるんですが、ブルーで控えめにフリフリがついています。
ゲゲ:「う〜ん、いまいちだなぁ〜。」
どれどれ、といいながら、ゲゲも真剣にブラジャー選びを開始します!
そうです!
もちろんゲゲが真剣に選ぶとなれば、ブラジャーです!
すると後ろから、
木村さん:「これなんかどうですか〜??」
いわゆるTバックで黒のレース、ブラジャーも黒のレースですが、
スケスケで、中は丸見え・・・。
ゲゲ:「おおっ! すごいせくし〜!!」
ゲゲ:「こういうのをせくし〜って言うんだよ! ね〜木村さん!!」
木村さん:「そうですね〜、これはすごいですね〜!」
L:「・・・・。」見比べてる・・・。
ゲゲ:「ほらっ!もしこっちならプレゼントしてあげるよ!
だから早く決めようよ!!」
L:「わかった。これかって。」
ゲゲ:「は、早っ!!」
木村さん:「お会計、13,000円になります!!」
ゲゲ:「た、高っ!!」
ゲゲ:「す、スケスケなのに・・・、布だって少ししか使ってないのに・・・。
Lさん・・・、違うのにしない・・・?」
「L」は笑いながら一喝!!
L:「おまえがわるいっ! はやくするっ!」
そういえば、昔おばあちゃんが言ってたな・・・。
我が婆:「口は災いの元。」
もう、余計なことを言うのはやめよう・・・。
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