| 2004年 2月 〜そのA〜 フィリピーナモンスター 部屋と梅干と私 梅の章 |
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序章からの続きです。 先に食べ終わったゲゲは「L」を待っています。 食べ終わると眠たくなるのは人間としての本能・・・。 6:00まではまだ時間があるし・・、なんて考えながらも、 シートを後ろに倒しおもいっきし伸びをしてます。 ゲゲ:「うううう〜ん・・。」 とするとそこに自然に誘発されるのはあ・く・び。 さあ、思い出すのも嫌なくらいな事件が、ここから始まります・・・。 おもいっきり伸びをして、あくびが始まったその瞬間、 「L」がすっとゲゲの上に乗っかってきます。 あんまり勢い良くという感じではなく、そっとという感じだったので、 抱きついてきたのかなと思って、そのまま構わずに のんびりあくびを続行したのが運の尽きでした・・・。 大あくびの口めがけて、信じられないことが起きます。 大型の梅干爆弾、現物1ヶ がそのままゲゲの大あくび中の口に投下、 ゲゲ:「うっ、む・・・・・。」 「L」は全体重をその両手にこめて、ゲゲの口を両手で塞ぎます。 その時、ゲゲの体は伸びをしていた為、シート上部に若干ズレ気味、 頭部の後ろには何も無く、首が後ろに反っている状態・・。 即座にゲゲは「L」の両手を掴みながらその状況をなんとかしようとしつつも、 程なくして味覚が酸味を感知したと同時に 悶絶状態スタート! 梅干を現物で食べるのははっきり言って、 覚えてないくらい久しぶり・・って感慨に浸ったのは一瞬・・、 その酸味の利いた相変わらずのまずさ・・・。 L:「ひひ〜、ゲゲ〜、たべるしなさい〜。」 このときは思いました・・・。 こ、この地獄から開放されたあかつきには、 必ず貴様を八つ裂きにしてくれようぞ!! 思いとは裏腹に悶絶状態継続中・・・、 首が後ろに反った状態なので、思うように力が入らない・・。 い、息が苦しい・・。時折呼吸をしようものなら、 鼻筋を梅の酸味が通っていく・・。 ま、まじでシャレにならん・・。 し、死ぬかも・・。 「L」は相変わらず全体重をかけて口を押さえ込んで来る。 ち、力ではこの体勢、何ともできずっ! し、死んだ振り、いや落ちた振りをするしかないっ!! 今までさんざんバタバタと抵抗していたけど、 力を1度一気に強めて、そして脱力・・。 だら〜ん・・・。 は、早く優しさを見せろ!! おまえの優しさをアジアに示せ!! 人が憂うと書いて、優しさと読むっ!! おまえは人に対して憂えた時はないのかぁ〜!! L:「・・・、おい、ゲゲ、おきろ!」 地の底から湧き出るような低い声で「L」がそう呟いたと同時に、 ガブっ!! ゲゲ:「ううううううううう!」 は、鼻に「L」が噛み付きやがったぁ〜!! 声にならない断末魔に似た嗚咽が激しい痛みから生み出され・・、 涙腺からは体の危機を感じて涙が溢れ出る・・・。 嗚呼、さっきまで普通の朝だったのに、 なんでこんな目にあっとるんじゃ・・。 口の中では、ありえなくらいの唾が生成され、 口内半分くらいを埋め尽くす唾の海状態! マジで呼吸がやばいっ・・・! 取りあえずもう収集がつかないところまで来てる・・、少しくらい手荒なまねをしてでも、 この状態から脱出しなくてわぁっ!! ゲゲは手で「L」のズボンのボタンを外して、 ジッパーをおろしにかかる!! 念のため断っておきますが、 決して欲情したのではござぬぞよぉっ! この危機的状況を回避する為の、生き残る為の策ですぞぉっ!! L:「んっ? ゲゲ〜、やりたいかぁ〜? だったらたべるしなさい〜?」 ゲゲ:「ううううう!!」 そんな訳あるかっ! ちょっと待ってろ、 今とんでもない目に遭わせてやるからなぁ!! ・・・と言っています・・・。 「L」は鼻歌交じりにゲゲになにやら語りかけていますが、 腰を浮かして、さらに口を押さえる手に体重をかけたその瞬間!! 今だっ! とパンツの紐を親指に感じつつ、 一気にズリっとおしりをめくって、ケツ丸出しの刑じゃぁ〜!! L:「ギャーーーーーー!!」 と叫びながら膝立ちになって隠そうとする「L」。 超ウルトラ緊急事態のゲゲは大至急ドアを開けて、 口の中を全部を吐き出すっ! ゲゲ:「げぇぇぇ〜〜・・。」 ゲゲ:「ごほっ、ごほっ、ごほっ・・・。」 L:「ゲゲ〜っ!なんでパンツとるっ!! だれかミルミルどうするっ!?」 ゲゲ:「うるせぇ〜! おまえ、 ズボンはいて、外に出ろぉ!!」 L:「・・・、ゲゲ、怒ったか・・?」 ゲゲ:「いいからどけっ! はやく外に出ろ!!」 はっきり言って、キレてました。 「L」がゲゲの上からどいたと同時に車から外にでます。 車内でズボンをはいているであろう、もぞもぞしている「L」。 その光景を物凄い形相で睨み付けるゲゲ・・。 今日は絶対に許さんっ!! ゲゲ:「はやくしろっ!ゴラぁ」 L:「・・・・・・、やだ!」 カチャンっ!! な、なんて便利なんだ集中ドアロック・、 そ、その手があったか・・・。 ゲゲ:「あ、開けろ!!」 2月の寒空の中・・・、ワイシャツ1枚・・・。 L:「・・・、ゲゲ怖い・・、やだ・・・。」 ゲゲ:「て、こ、このやろぉ〜・・、 早く開けろ!!」 L:「・・・・・・・・。」 涙目で見つめる「L」っていうか、泣いてる・・・。 「L」っ!気づけ!早く気づけ! 泣いていいのはおまえじゃない!! 溢れる涙をこらえているのは、 こっちの方じゃぁ〜!! ・・・・・。 ・・・・・・・・・・何分たっただろう・・・。 まず、一言・・・。 怒りはともかくとして、さ、寒いかも・・・。 ゲゲもさすがに道端に座り込み、た、タバコでも吸うか・・・、 と一服・・・。ふ〜・・・白い息と同時に煙を吐き出して、 ふと我に返る・・・。 はぁ〜・・、何やってんだろ・・、本当に・・。 ポツッと手の甲に冷たい刺激を感じる・・。 あっ、雪だ・・。きれいだなぁ〜・・・って、オイ! ゆ、雪〜?? さ、さむぅ〜!! ゲゲ:「おいっ! L、雪だ!! 中に入れろ! 早く開けてくれ!!」 L:「やだ、ゲゲ・・、そこでアタマひやすがイイっ!」 ゲゲ:「お、おま、おまえに 言われたかねぇ〜よっ!」 |
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