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部屋の章 前編からの続きです。
ホテルのフロントに15:00に戻ることを告げて、
チェックアウトをその時間にしてもらう。(無論フリータイム内じゃっ!)
ゲゲは、そこから歩いて会社に出勤。
新しいパターンなのは確かですが、一つ難点が・・・、
め、メンドクサイ!!
なんとかお昼休憩をそれ位の時間にズラして、
抜け出すしかないか・・・、などと考えつつも会社に到着。
ゲゲ:「おはようございまぁ〜す!」とカラ元気でご挨拶っ!
同僚事務員女:「ど、どうしたんですか、その顔は!?」
トイレに駆け込み、鏡で確認するも、
おでこに赤みがかった青のタンコブ1ヶ。
すでに血は止まっていましたが、鼻頭に出血の後が2ヶ。
い、痛いはずです・・・。
さっきシャワーしたときも鼻筋が沁みるなと思っていましたが、まさかこれほどとは・・・。
フロアーにこそこそと戻り、デスクに到着・・・。
同僚から無言で差し出されるバンソウコウを2枚、おでこと鼻に装着します。
程なくして業務がスタートしますが、
同僚男:「どうしたんだよ、それ!?」
ゲゲ:「ああ、ちょっとね・・・。」
同僚女:「どうしたんですか、それ!?」
ゲゲ:「い、いやぁ〜、ちょっとね・・・。」
上司男:「なんだぁ〜?どうしたぁ〜、その顔−−!」
ゲゲ:「はぁ〜、スンマセン・・・。」
部下:「おつかれさ、あっ!!ど、どうしたんすかぁ〜!?
たいへんなことになってるじゃないですか・・、
か、顔が・・・!?」
ゲゲ:「あああ〜!! もおおお!!
うるさいなぁああああ!!」
ゲゲ:「わかったよ! 話すよ!
オンナにやられたんだよ!オンナに!」
ゲゲ:「鼻を噛まれました!
おでこを灰皿でハタカレました!」
社内:「・・・・・・・。」
ゲゲ:「っておい、ひくなっ!
引き潮のようにひくなっ!
悲しい目で注目するなぁ〜!!」
き、気まずすぎる・・・・。
全ては奴が・・、奴が悪いのに・・・、
と心での断末魔と同時に着席・・・。
通りがかりの同僚男・・・、ゲゲの肩にポンと一つ手をついて、
同僚男:「ゲゲ・・、浮気は良くないぞ・・・。」
ゲゲ:「してないんですけど・・・。」
席が近くの同僚女からの視線を感じる・・、あきらかに見られてる感じがする・・・。
ゲゲ:「あのさぁ〜、何? どうかしましたぁ〜?」
同僚女:「じょ、女性に暴力は良くないと思います・・。」
ゲゲ:「同感です。 でも男性に暴力はどうなんですかね?」
同僚女:「もし、その話が本当なら憧れちゃうかな。
だってありえないじゃないですか!?」
ゲゲ:「あ、あの〜、現実なんですが・・。 しかもついさっきまで・・。」
同僚女:「ゲゲさん、彼女、大切にしなきゃ、駄目ですよ!」
ゲゲ:「は、はぁ〜・・・。」
上司:「ゲゲ、飲んでも喧嘩はすんなよっ!」
ゲゲ:「・・・、はい・・。わかってます・・って違うんです!!」
上司:「じゃぁ〜どうしたんだよ! その顔!!」
ゲゲ:「これには・・・、海よりも深い訳がぁ・・・。」
上司:「わかったなっ! ゲゲっ!」
ゲゲ:「・・・・は、はい・・・。」
部下:「・・・・・・。」
ゲゲ:「おいっ!言いたいことがあんだったら言え!」
部下:「いえ、なんでもないっす・・・。」
ゲゲ:「嘘付け! なんか言いたいんだろ・・・。」
部下:「ゲゲさん、自分がっかりっす。女に殴られるなんて・・。」
ゲゲ:「そ、そう言うな。 そんなことは、おまえに言われなくてもわかっておるわっ!」
嗚呼、一体何なんだ・・・。
何だってこんな目に遭ってるんだ。
き、気まずい・・。 それにしても、
「L」の武器攻撃、「L」の数々の策略、
そして何よりも「L」の妊娠・・・。
嗚呼ぁ〜、いっそのこと誰か刺してくれぇ〜!!
そんな気持ちの中、ホテルに残してきた「L」でも迎えに行かなくては・・・。
遅めの食事休憩で「L」が寝ているホテルまで徒歩で行く。
歩きながら携帯で「L」を起こし、
起きてる事を信じながら部屋に駆け込むっ!
L:「zzzzz・・・。」
ね、寝てるし・・・!
ベッドからある程度の距離を置き、臨戦態勢で叫ぶこと5分・・。
ゲゲ:「おおーい。 おおーい。 おおーい。」
L:「んんん〜、ネムイ・・・。」
ゲゲ:「眠いじゃないっ! 早く起きなさいっ!!」
L:「お、おはよう・・。 おお〜ーー!
そのおでこどうした〜!?」
ゲゲ:「おまえがやったんじゃ!」
L:「んんん・・・。そうだっけぇ〜・・?」
ゲゲ:「ま、まあいいよ・・・。」
時間が無いので、あたふたと用意だけさせて車に乗せます・・。
L:「ふぁ〜あ〜あ・・・。」
ホテル駐車場にとめておいた車にて、アパートまで送っていく途中、
「L」の大あくびが連発・・。
ゲゲ:「なんでそんなに眠いの・・? 寝たでしょ?」
L:「アコ、おなかにコドモあるでしょ?
だからいつもネムイ。スッパイものたべるのといっしょ・・。」
ゲゲ:「ツワリってこと・・? うそ〜ん!!
そんなの聞いたこと無いよ!!」
L:「そうなのっ!」
会社に帰って、早速ネットでリサーチ開始・・・。
キーワードは「つわり」
・・・・・妊娠すると、
ただひたすら眠くなるつわりが存在するらしい・・・。
は、初めて知った・・・。
ゲゲ:「へえ〜。」
ってこの日の結論・・・、つわり・・・なの?
ゲゲ・・、この日・・、逆つわりの辛さを体感した・・・。
目の前でじっと我慢されるのも見てて多分つらいと思うけど、
当り散らされるのはそれよりもっと辛いし痛いし・・・・。
何はともあれ・・・、これからの日々をふと想う・・・。
こんなのが毎回続くと想うと、ただ、ただ、ゾッとする・・。
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