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3月になってもう何日かで、「L」が帰ります。
この一週間は、「L」を毎日迎えに行くと約束してしまったばっかりに・・・、
へ、ヘビーでした・・・。
「L」が帰る3日だか4日まえだったでしょうか・・・。もちろん平日の早朝です・・・。
ここのところ、結論から述べますととにかくノーマネーッ!!
「L」が毎日ホテルに行くと言って聴かないし・・・。
この頃の「L」はホテルに行くとアパートには帰らずにそのまま夕方までそのホテルで寝ます・・・。
ということは前にもありましたが、ホテルから会社に出勤して・・・。
「L」はタクシーでアパートに帰るか、
ゲゲが迎えに行くか・・、ゲゲの仕事の状況によります・・。
出費がかさむな・・・と思うトホホなサラリーマン・・・。
女の子に優しくしようとすると、お金がかかるのが今の世の常・・・。
「L」が帰る前の日のデート代、キープしておかないと・・・。
Lのおサヨナラパーティー時の飲み屋代・・・。
Lに渡すお金・・・。(堕胎の・・・。)無いな・・・、何回数えても無いな・・・。
「L」と最後の一週間といっても、その一週間を凌ぎ切る・・・、
体力、気力それにマネーも限界!!
ということで、この日はさっさとコンビニでご飯を食していただき、
アパートまで送っていきますので、うん、それで会社に行こう!!
そうだ! そうしよう!!
という作戦のつもりでした・・・が・・・。
コンビニで買ったウメジゾご飯を食べている「L」・・・。
そ、そんなまずそうなものを・・、でも本人はご満悦らしい・・・。
L:「ゲゲ!! キョウ、ホテルいくスル!!」
ゲゲ:「昨日も一昨日もその前を行ってるから・・。
も、もうお金がありませんっ!!
こっち(下半身)も、スカスカでもうダメですっ!!」
L:「やーだー!! いくっ!!」
ゲゲ:「無茶言うんじゃありませんっ!!」
L:「じゃ〜、アコ・・、どこでネルする・・・?」
ゲゲ:「そりゃぁ〜あんた・・、
アパートに帰って寝れば・・・。」
L:「キョウ、カギない・・・。だからカエルできない・・・。」
ゲゲ:「な、なんでっ!! なんで鍵が無いの??」
L:「いつもカギ、Aがアケルする・・・。
でも、もういない・・・。 カエルできないーーー!!」
ゲゲ:「えええええええーーーー!!
だ、誰かに電話してみてよっ!!」
L:「でないよ・・。みんなネテル・・・。」
ゲゲ:「つべこべ言わずに、電話せんかっ!」
ブツブツ言いながら電話してますが・・・、出ません・・・。
2〜3人に電話してますが・・・、出ません・・・。
ゲゲ:「ど、ど〜すんだ〜!?!?」
L:「ホントウにおかねナイのか・・・?」
ゲゲ:「うん・・、あと3千円・・。L・・、いくら持ってる・・?」
L:「にもつ、あずけた・・。サイフない・・。」
ゲゲ:「・・・・・、そっか・・・。」
L:「あ、ヒャクエン!!」
ポッケをまさぐったその結果です・・・。
じーーーーーーっとLを見つめる・・?
睨む!? ゲゲ・・・。
L:「ア、アコ・・・、キョウどうする・・・?」
ゲゲ:「この車で寝なさい。」
L:「やあああああだあああああ!!!」
作戦はこうです。
静かな会社近くの安全なところにエンジンをかけっぱなしで車をとめます。
「L」さん・・・、そこで寝て下さい・・・。
夕方まで昼休憩を引き伸ばして、
3時か4時ごろアパートに送り届けますから・・・。
L:「やあああああだあああああ!!!」
ゲゲ:「うっさい!!
じゃあ、外で寝るか?んん??」
L:「・・・・、ドビンボウ・・・。」
ゲゲ:「ど、ど、ド貧乏って言うな!!
しかも誰が教えたんだ!そんな言葉!!
それと、少しだけ貧乏って言え!!」
L:「3センエンしかない・・・」
ゲゲ:「お、おまえが言うなっ!!
おまえは百円じゃないかっ!!」
・・・そして、その作戦は実行されました。
すでにウツラウツラとしている「L」は後部座席で車に装備してあるクッション、
毛布に包まって、完全に寝る準備オーケーの様子・・・。
ゲゲはそんな自分の車、そして「L」を残し、1人会社に旅立つ。
始業時間が始まり、仕事はスタートする・・・んですが、な、なんかソワソワする・・・。
なんか心配で気になるでよ・・・、でも仕事はせねば・・・。
そんなかんなでお昼が過ぎて、夕方近くになり・・・・、
16:00頃・・・、遅めの昼休みという名目で外へ出る・・・。
携帯電話で「L」をガンガン呼びつけながら全力ダッシュで車に向かうっ!!
ガチャっと電話が繋がる音がする・・・。
ゲゲ:「おいっ! 起きてくれっ! 時間がないっ!」
L:「う〜ん・・、ネムイ・・。まだネルする・・。」
ゲゲ:「いいから車のドアの鍵を開けていてくれ!アパートまで送るっ!
頼むからアパートで寝てくれ!!」
L:「・・・・・。」
ゲゲ:「おいっ!! 起きろぉ〜!!!」
果たして・・我が叫びは届いているのか・・・。
息をゼーゼーさせながら、ようやく車に到着・・・。
朝から今まで寝てた「L」・・・、車内でタバコを吹かしながら、
眠そうな目でこちらを伺っています・・・。
急いで車に乗り込み、アパートへ車を走らせる!!
ゲゲ:「アパートの鍵、開いてるか??」
L:「うん・・。ダイジョウブ・・。さっきデンワした・・。」
ゲゲ:「よ、よし!!」
L:「シゴト、イソガしいか・・?」
ゲゲ:「そうだね・・。 ちょっと忙しいよ。」
L:「アコ、わがまま・・・、アコ、おじゃまか・・?」
め、珍しく気を使ってるのか・・?
それとも帰る時期が近づいてきて弱気になってるのか・・?
ゲゲ:「ど、どうしたの・・・急にそんなこと言って・・?」
L:「・・・・・・。」
ゲゲ:「まぁ〜、あんまり気にしなくていいよ・・。
もうすぐこういうのも終わるし・・、大丈夫だよっ!!」
L:「やっぱりカエッテほしいかっ!!
はやくアコかえるがイイカッ!!」
ゲゲ:「そ、そうじゃなくて、言葉のアヤでしょ??」
L:「アヤ!?
アヤってダレだ!!
オンナか!?
オンナいるか!?」
ゲゲ:「うるさいっ!!
おまえと毎日一緒にいるのにいる訳ないだろっ!!
そういう日本語があるのっ!!」
L:「やっぱり・・、Lのこと
オジャマかんがえる・・、あるな・・・・。」
ゲゲ:「な、なんで・・・。ここまでしてるのに・・、
どうしてそうなるの・・?」
L:「イマ、アコにうるさいってイッタでしょ!!」
ゲゲ:「それとこれとは違うでしょ!?
それに言葉のアヤの話はどこいった!?」
L:「アヤ・・・、やっぱりいるのか・・・。」
ゲゲ:「いねぇ〜よぉ!!」
車内は一瞬のうちに修羅場とかす・・、がこれもしばしの辛抱・・・。
アパートに程なく到着して、車を降りていく「L」・・・・。
ゲゲを見つめる「L」・・・。
・・・・、この目、この雰囲気はキ、キッスか・・・?
夕方で人どおり、車どおりの激しさ真っ只中で・・・、は、恥ずかしいっ!!
いつもは朝方だからいいけど・・、これはちょっと・・・・、
ゲゲ:「い、いや、皆見てるし。ね、ネぇ〜!!」
L:「やっぱりか! やっぱりオジャマになったか!!」
ゲゲ:「わ、わかりましたよ・・・。」
ぶちゅっ。
L:「じゃね〜!!」
・・・・、意外とあっさりです・・・・。
おっと、今は仕事中。 もうすぐ休憩時間が終わっちまう・・・。
会社に全力で戻らねば・・・。
駐車場に車を入れて、そこから全力でダッシュ!!
ゲゲ:「お昼からも、戻りました〜。」ぜーぜーぜーぜーぜー
同僚:「ど、どうしたんすか? い、息切らして。」
ゲゲ:「ちょ、ちょっとね・・・。」ぜーぜーぜーぜーぜー
ゲゲは普通のサラリーマン・・・
でも・・やっぱ・・、こんなの普通じゃない!!
なんでこんなに毎日が冒険なんだっ!!
「L」・・、君が帰るのは寂しい・・・。
だけど・・、君が帰ることによって・・・、
多分平和な生活が訪れる・・・、そんな気がする・・・。
ゲゲ:「ああああ〜・・、腹減った・・・。」
同僚:「えっ?? 食ってきたんじゃないんスか??」
ゲゲ:「あ、そ、そういえばそうだよね・・・。」
し、しまったぁ〜、メ、メシ・・、食い忘れてた・・・。
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