女性は色々と変化する

ある会社の会議に参加していて、「四十代のウェディングドレス」という記事を提案したら、同席した男性たちが一斉にえーっと引いてしまいました。四十代女性誌の中ではダントツの発行部数を誇る、光文社の『ω寸。同時』誌では、すでに、堂々と巻頭のファッション特集になった企画です。大地真央は五十代誌『品。-巳』でウェディングドレスを披露しています。女性たちは四十代でもウェディングドレスを着たいし、堂々とその姿を披露する人にあこがれます。しかし男性からは、えーっと驚かれるほどのことなのですね。

 

会議の参加者は四十代の保守的な男性が多く、自動的に、自分の二十年連れ添った妻のことを考えたのでしょうか?

 

しかし、ここ数年で四十代女性たちはすっかり変わりました。二 二年暮れに、『ω↓。同ごが創刊したときは、きれいな四十代の読者モデルを探すのはたいへんなことだったそうです。しかし今では、そこらへんを歩いていればすぐに見つかる。号、『。同勾』から始まった四十代誌は、たった五年で、女性たちのカルチャーやタブーを変えたのです。

 

女性たちの変化は驚くほど早い。しかし同世代の男性たちは相変わらず、「女性は三十五歳まで」「経済力さえあれば、若い女性だって寄ってくる」と信じています。男性の認識はなかなか変わりません。

 

しかし、そんな男性のなかにも、少しずつ変化があるのも事実です。先にもふれた、教師をしている、わたしの四十六歳の友人は、お見合いで二歳上の同業の男性と結ばれました。しかし、互いに仕事場が離れているので「別居婚」「週末婚」です。「自分の生活を変えなくてもいいから OKしたの」と彼女は言います。「事実婚」や「専業主夫」家庭もあります。保守的な結婚の形にとらわれない人のほうが結婚しやすいのです。

 

「結婚の年齢のレンジ」がどんどん広がっていきます。四十代でも「わたし、これから結婚したいので、よい人がいたら紹介してね」と堂々と言える時代になったのです。周りの人にそうお願いしておくのも、婚活マーケティングの重要な手段です。